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文句さん

アユ釣りを中心として、趣味のことなどで気になったことについて、文句、批判、クレーム、言いがかりをつけていきます。 自己中ブログなので気に入らない意見などはスルーします。

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疑似

釣りビジョンの昨年の鮎番組に突っ込みを入れたついでに
その番組がシリーズで出しているDVDにも突っ込んでみようと。

けっこう前のものだが、Vol.4を改めて見てみました。

技術的なことや、水中のアユの動きなどは、
以前見ているにもかかわらず、なるほどなと再度感心したり
勉強になることも多くありました。

しかし、揚げ足取りが趣味のダメ人間にとっては、
どうしても目につくことがあります。
そう、クレームの餌に最適な
「何とか産はねぇ・・・な追い方をしますから」
ニュアンス的にはこんな感じの言葉が、あちこちに散りばめられていました。

そして、続けて見ていくと、
種苗による追いの違いなどを強く主張する構成になってきます。
湖産がどのように追うのか、海産の追いが一度で激しくとか、
映像を元に主張してましたね。

私には、何でその映像から、そのように言えるのか全く理解できません。
そこに映っている群(ぐん)が
そのような追い方であることは言えると思います。
しかし、それがどうして種苗性にまで関連づけられるのか、
全く根拠がありません。
本当にそのような追い方の違いがあるのかもしれないし、
ただの偶然、後付けかもしれない、どちらとも考えられます。

魚の密度、映した時期、そのときの水温、
水温が上がるときか下がりつつあるときか、水量は渇水か増水か引き水か
などなど、アユの活性に関わる条件はものすごくいろいろなのに、
同じ条件で比較したわけでもなく、
解釈を引き延ばしてはいけない状況は揃ってました。
同じ条件で比較することは、自然の中の生物の話なので、無理かもしれません。
しかし、観察例を増やしていくことでそれをカバーすることはできます。
このDVDでは、比較用の観察例は1組のみ、
はっきり言って、何の根拠にもなってません。
そう、最近話題の、健康食品の疑似科学と同じ構図です。

おそらく、このような突っ込みを受けると、
「今まで数多くの川で数え切れないほどのアユを釣ってきた経験上、
このような追い方の違いは間違いなくある」
と反論するのだと思います。
こうなってしまうと、ただの主観的な感覚の話でしかありません。

以前にも書きましたが、表現の自由もあるし、
自らの主張を繰り広げるのは自由でしょう。
しかし、DVDを見た釣り人たちが、名人の言として、
根拠のない疑似科学の主張を、さも真実であるかのように
真に受けてしまっている現実が残念でなりません。
人工種苗が出始めた頃に、「湖産はこう、人工産はこう」などと
好き勝手に言われてきたことが、
このDVDが出るまでに相当な年が経ち、
そして、現在までにも、だいぶ年月がたちましたが、
ひたすらアップデートされずにそのまま言い伝えられていることは、
なんか宗教的でもあり、違和感出まくりです。

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プロフィール

HN:
あじめおじさん
性別:
男性
職業:
さかな飼い
趣味:
さかな釣り
自己紹介:
中部在住、へそ曲がりの鮎釣り好きおじさん。
ひたすら自己中心的に・・・
自分のことを上げる棚は超大きい!

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